「今日の津高」(令和8年度)

【1学年】つべつ学Ⅰ 地域とともに学ぶ〜「愛林のまち」津別町での林業体験

 本校の特色ある学びの一つである「つべつ学Ⅰ」において、津別町の基幹産業である林業をテーマとした「林業体験」を実施いたしました。

 森林率約86%を誇り、「愛林のまち」を宣言する津別町では、林業から木材加工、家具、木工クラフトに至るまでの一貫した産業が根付いており、小中学校の段階から「木育」が進められています。本校生徒にとっても、自分たちが暮らす地域の歴史や産業構造を深く理解する上で、林業は極めて重要な学習テーマです。

 今回の体験学習に先立ち、事前学習としてオホーツク総合振興局産業振興部林務課林務係より講師の方をお招きし、津別町およびオホーツク地域の林業の概況についてご講義をいただきました。生徒たちは真剣な表情でメモを取り、地域産業の役割や森林保全の大切さについての基礎知識をしっかりと身につけました。

 

 そして迎えた巡検では、津別町役場産業振興課林政係のご協力のもと、町有林作業現場と津別町木質バイオマスセンターにおいて体験学習を実施しました。

生徒たちはグループに分かれ、以下のプログラムに取り組みました。

・枝打ち体験

 樹木の幹の下の方にある不要な生枝や枯れ枝を、幹の付け根から切り落とす保育作業の体験を行いました。これは節のない美しい木材や真っ直ぐで目の詰まった良質な木材作りにとってとても重要な作業であり、病害虫の予防や森林環境の整備役立ちます。

 

・木質バイオマスセンターの見学

伐採された木材がどのようにエネルギーや資源として有効活用されているのか、現場の最前線を見学しました。生徒たちは真剣な表情で説明に耳を傾け、地域の自然循環システムと林業の実態について理解を深めていました。

  

・グラップル試乗体験

丸太を掴んで運搬する大型林業機械「グラップル」の試乗体験を行いました。運転席からの視野の広さや機械の持つ迫力・パワフルさに、生徒たちからは大きな歓声が上がっていました。

  

 案内をご担当いただいた菊池様をはじめ、関係者の皆様には大変丁寧にご指導・ご解説をいただき、心より感謝申し上げます。

 

 

 体験終了後、生徒たちは互いに感想や意見を共有し合い、単に「楽しかった」だけにとどまらず、地域の課題や将来像、資源の活用について広い視野で考える貴重な機会となりました。

 

 お忙しい中、生徒たちのために貴重な学びの場をご提供いただきましたオホーツク総合振興局の皆様、ならびに津別町役場産業振興課林政係の皆様に、厚く御礼申し上げます。今後とも本校の教育活動へのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。