「今日の津高」(令和8年度)

【学校広報】10月23日(金)「1日防災学校」を実施し安全・安心な生活を学びました

 10月23日(金)、本校において全校生徒を対象とした「1日防災学校」を実施いたしました。地域の行政機関、教育委員会、消防署など多方面から講師の皆様をお招きし、講話や実践的なプログラムを通じて、防災への意識と対応力を高める充実した1日となりました。

○全体講話・実習:避難所の開設と資機材の設置

 午前最初のプログラムでは、津別町役場総務課(防災危機管理室)課長補佐の高橋様を講師にお迎えし、「避難所開設に関する講話」を行っていただきました。お話の中では先日の緊急地震速報の事例にも触れられ、実際に災害が発生した際の迅速かつ適切な行動の重要性について、深く考えさせられる貴重な機会となりました。

 

 講話に続き、津別町防災・情報係主事の岩渕様を講師にお迎えし、避難所で実際に使用される「簡易テント」および「簡易ベッド」の設置実習を実施しました。生徒たちは声を掛け合い、協力しながら組み立てに挑戦し、避難所の環境づくりについて体験を通して学びました。

 

 

○学年別プログラム:実践的な防災学習

 続いて、学年に分かれてそれぞれのテーマで深掘りした体験学習を行いました。

【1・3年生】避難所運営講話(「DOはぐ」体験) 北海道教育庁生涯学習推進局社会教育課の社会教育主幹松浦様を講師にお迎えし、避難所運営ゲーム「DOはぐ」を活用した講義・ワークショップを行いました。多様な配慮が必要な避難者への対応や、次々と起こる課題への判断など、避難所運営の難しさと大切さを多角的な視点から学びました。

  

【2年生】救急救命講習 津別消防署の隊員の方々を講師にお迎えし、救急救命講習を実施しました。心肺蘇生法やAEDの適切な使用方法に加え、身近なものを活用した傷病者の運搬法など、いざという時に命を守るための具体的な救護技術について実習を通して身につけました。

 

 

○午後の講話:避難生活における食と栄養

 午後からは、津別町保健福祉課健康推進係主事の兼平様をお迎えし、「避難生活時の食事・栄養」をテーマにご講話いただきました。災害時における栄養バランスの保ち方や、制限された環境下で健康を維持するための工夫についてお話しいただき、避難所における健康管理の重要性を再認識しました。

 

○避難訓練:地震後の火災発生を想定

 1日の締めくくりとして、地震発生直後に火災が発生したケースを想定した避難訓練を行いました。これまでの講話や実習で高まった防災意識のもと、生徒一人ひとりが緊張感を持ち、静かにかつ迅速な避難行動を実践することができました。

 

 

○お礼と生徒たちへのメッセージ

 生徒たちは1日を通して、講師の先生方のお話に真剣に耳を傾けるとともに、実習では仲間と協力しながら楽しく、そして深く防災についての見識を深めていました。

 ご多忙の中、本校生徒のために専門的なご指導をいただきました津別町役場、北海道教育庁、津別消防署、津別町保健福祉課の講師の皆様に、心より深く感謝申し上げます。

 実際の災害は起きてほしくないものですが、万が一の際には今回の貴重な経験と学びを活かし、自らの安全を確保して迅速に避難することはもちろんのこと、地域の担い手として避難所のサポートなどにも積極的に関わっていってくれることを期待しています。